心を浄化する方法(3)孤独感から自由になり与える愛へ

幸せをつかむには

今年も10月に入って、秋が深まって参りました。高く澄んだ空の青さは、心も晴れやかにしてくれますね。

心の浄化法の3番目は、孤独からの自由です。

誰もいない世界、暗闇が支配しているような世界、孤独感はそのような世界に住んでいるような感じでしょうか。

表面上は、家族がいるかもしれませんし、友人や会社の仲間がいるかもしれませんが、それには関係なく、孤独感におそわれることがあると思います。

孤独感の原因として、自己肯定感が低く自信がない、コミュニケーションが苦手で人との壁を感じる、マイナス思考で何事も悪くとらえて傷ついてしまう、承認欲求が強く、否定されたりすると人との距離を感じてしまう、ということがあります。

孤独には、一人の時間を充実させて、自分を見つめ、高みを目指し、向上させるための孤独もありますね。
それは、多くの人々への、愛の器を広げるために孤高に生きている方々で、素晴らしい生き方だと思います。

自分のことを気にかけてくれない、心配してくれない、自分は世界から必要とされないなど、他者との心のつながりを感じられない孤独感は、辛く、耐えがたく、肉体的にも影響し、病気になりやすくなってしまいます。

もしもそうした孤独を感じている方がいらっしゃいましたら、どうか振り返っていただきたいと思います。

もしかしたら無意識のうちに、他の人に無関心であったり、自分と他人を分け隔てようとする壁を、自分からつくったりしていないでしょうか。

他の人とともに生きるには、愛のおもいや、お釈迦様のいわれるような慈悲というものが、大事であると思うのです。

辛く淋しい孤独から自由になり、心を浄化させるためには、与える愛の心を持つことが大切だということです。

この愛のおもいを持つことで、人々の心の中は大きな絆で結ばれていることを、感じることができると思います。

他の人々に関心を持ち、自分から歩み寄り、心を開いてみてください。

「他の人々を助けたい、愛したい、許したい、支えたい」

そのように思っている人は、周りの方々に恵まれます。

相手の心に寄り添えば、自分に返ってきますし、自分が変われば周りも変わり、過去も未来も変えられると言われています。

そして、目に見えない世界で、私達を助けようとしてくれている天使たちも、微笑んでくれていることでしょう。

本当の意味において、自分を大事にしたいのであるならば、他の人々のために心を向けて、自分にできることを考えてみてください。

孤独から自由になり、心が軽やかになって、未来が開かれていくような気持ちになると思います。

また、怒りの感情も、孤独をつくってしまう原因となってしまいます。

怒りによって、幸せを感じることはできませんし、他の人を遠ざけてしまいます。

自己保身のためだけの、怒りであるならば、それを鎮めて、心の安らぎを持つようにしてみてください。

深呼吸をして、他の人に対する愛、慈悲の心を考えるように、気持ちを切り替えてみていただきたいのです。

そうすることにより、私達の世界は、多くの人達が、共に支え合い、愛でつながっている世界であることが、見えてくると思います。

孤独で誰もいない世界は、暗闇の世界でありますから、仏教では地獄の世界へと行ってしまうといわれています。

そこから自由になり、他の人々を愛し、幸福を願い、寛容な心を持てるように、心を浄化させて、天国へと導かれるような生き方をしていきたいものです。

心を浄化するためには、恐怖心を手放し、苦しみ悲しみの意味を知り、感謝の思いに変え、孤独の世界から光を選び取り、希望を持ち、心の平安、心の安らぎを持って生きていくことが、とても大切だということです。

皆様が、心を浄化させ、愛を与えながら、調和の世界を生き、天使たちから祝福していただけるような人生を、送ることができますように、心からお祈り申し上げます。

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