人間関係で、調和していくためには、他の人との距離の取り方に、気を付けることが大事であると思います。
家庭の人間関係について
家庭の人間関係においては、夫婦であるがゆえに、遠慮なく言いすぎることで喧嘩になって、、相手を全否定するくらい、完全に離れたくなってしまいがちですが、「親しき中にも礼儀あり」という気持ちを大切にして、少しの距離を取ったうえで意見を言えば、スムーズに事が済むという場合があります。
親子関係でも、悲しいことではありますが、争いが生じる時があります。その様な時は、心の距離を取り、いずれ成長し自立すれば、親は離れていく存在なのだ、と考えてみれば、いま現在は親の話を理解しようという気持ちに、なることもあるかと思います。
お嫁さんと、お姑さんさんの間が上手くいかないというお話は、少なくないようですが、お姑さんは、良かれと思ってらっしゃるかもしれませんが、もしかしたら、息子さん夫婦の間に、入ってしまいがちになってしまう距離の取り方の、間違いが原因で、上手くいかなくなる場合もあるかと考えられます。
お姑さんは、息子さん夫婦が、一番仲良く近い存在にいて、自分は、少し離れた位置にいれば、お嫁さんに、いろいろ意見を言っても、良い関係を保てることになるのではないでしょうか。
職場の人間関係について
職場の人間関係で、お悩みの方も多いかと思いますが、特に仕事上では、「立場の違いを、認める」ということを、考えて行動することで、その環境での秩序が、保てるようになります。
正義感で、行動するタイプの人は、相手と同じ土俵に上がりたがる傾向にあるかもしれませんが、それが上司に対してでは、失敗の原因となり、後悔してしまう事になるかもしれません。
そんな時は、立場の違いを考え、相手に応じて、距離の取り方を変えたほうが、良い結果を生むことになるのではないかと思います。
たとえ、相手が間違っていると思って、意見を言う場合でも、その人との距離を、しっかりと見極めて、行動する事が大切ですね。
また、人によっては、相手との距離の取り方がわからず、オールオア・ナッシングで、相手と完全に密着するか、完全に離れるか、このどちらかになりがちな方が、いらっしゃるのではないでしょうか？
どちらかというと、女性の方のほうが、人間関係において、やや公私の区別が苦手だ、という話もありますが、好きか嫌いかのどちらかだいうと、極端な考えではなくて、嫌いなタイプの人であっても、仕事上においては、関係性をよく考えた上で、適度な距離を取りながら、上手く調和していけたら、その方のいいところが発見できるのではないかと思います。
このように、家庭であれ、職場であれ、他の人との距離の取り方に気を付けて、人間関係をより良くし、調和していく工夫する事で、心も調和され、愛ある人生を生きることになるでしょう。
心穏やかで、幸せに、毎日を送ることができます様に、お祈り申し上げます。
