言葉というものは、本当に不思議なものですね。
人から優しい言葉をかけられると嬉しくて、その一言で頑張ろうと、励まされる事があります。
反対に、自分の気に障ることを言われたり、きつい言葉を言われたりすると、そのことで頭がいっぱいになり、とらわれてしまい、何も手につかなくなる事もありますよね。
このように人から思いもよらない言葉をかけられて、心に傷を作ってしまい、夜も眠れなくなってしまった。そのような経験をされた方が多いのではないかと思います。
あの一言のせいで私の人生が不幸になってしまったと、その言葉を、いつまでも忘れないでいる人もいるのではないでしょうか?
このように考えると、人の苦しみや不幸の原因の大半は、言葉によるともいえるのではないかと考えられますよね。
その不幸の原因を取り除いて、幸せになる方法
その言葉の受け止め方、受け流し方次第で、不幸感覚を小さくしていく事ができるのではないかと思うのです。
必ずしも、悪意があって向けられたのではなく、たまたま相手の調子が悪くて、つい口から出てしまった言葉であったり、本当は良かれと思って言ってくれたのに、誤解して、悪く受け取ってしまったり、よく考えてみると、自分の思い違いだった、なんてこともあるかもしれません。
その時は、心がざわめいてしまうと思いますが、少しずつ落ち着いてきたら、水に字を書くように流して、難しかもしれませんが、こだわりを捨て、さっぱりして、爽やかな心にすることができたら、いつもの自分らしさを、取り戻せるのではないかと思うのです。
そして相手の長所、素晴らしい所を発見し、優しさや、良い心を、認められる様に努力することが出来たら、自分も愛ある言葉を、相手に投げかけてあげたい気持ちになると思います。
そうすることで、自分も相手も、ハッピーな気持ちになり、一日を明るく生きることができれば素敵ですよね。
優しい言葉、愛ある言葉を包み込んだ花束を、お互いに与えあって、皆さんが幸せな日々を送ることができますように、心よりお祈り申し上げます。