社会に出て、職場に就いた場合には、学校では教わらない、対人関係の問題が出てきます。
人と話すのが、上手い人もいれば、苦手な人もいると思います。
上司や、取引先の接待で、飲み会があるような職場に配属されると、お酒の苦手な人は、困惑することでしょう。
就職した企業が、本当に居場所が違いすぎて、周りの人とうまくいかない人や、その人が成長し変化してきて、少しずつ合わなくなってしまった場合は、仕方ないので、次の職業を探さなくてはいけないことも、あるだろうと思います。
学校の成績の良い方のなかで、自分は優秀な人材だから、自分の言う事を聞き入れてくれない・・・この職場の組織がおかしいと考えて、自分を認めてくれないなら、辞めるという人もいると聞きます。
しかしながら、そうした人の場合は、残念ながら、同じことが繰り返し起こることが、よくあるように見受けられます。
自分が職場で、上手くいかない理由がどういうものか、考え、振り返ってみてはいかがでしょうか?
社会に出てみると、勉強ができたかどうかだけでなく、他人の気持ちが、分かるかどうかの方が、大事になってくる場合もあります。
自分が、今いる職場において、何か足りない部分があれば、それを補うために、自分なりに視野を広げるなり、経験を広げるなりの、努力が必要になってくるかと思います。
そこには、人を愛する、尊敬する、忍耐する、正直さ、勤勉さ、誠実、恩を感じて、恩に報いるというような、人間愛を養っていくことが、とても重要のようですね。
指示された事を、ただ単に淡々と、こなしていればいい会社ばかりではなく、以心伝心の直感力が、求められる職場が、多いと思います。
直感力を磨くには、日頃からの人間観察力が、大事になってきます。
社会に出てから、まだまだ人間としての、成長の余地がある、という事ですね。
また、職場の組織の一員として成長するためには、コミュニケーションを学ぶ、共通の目的、協力する意思、チャレンジ精神を持つ、自分磨き、自発的に動く、など努力することが大切です。
このように学校では、教わらない、実社会で新たに要求される能力というものを、知っていることが大事ですし、そうしたものを、志を持っていれば、養うことができると思います。
組織の中で、生きていく力を学び、社会に出て、役に立てる人材となり、職場や社会で信頼を得て、人を率いる存在として輝いていただきたいと願っております。