最近は、晩婚化も進んでいて、恋愛、結婚に関しては、年齢を問わず、悩みを抱えている方が多いようです。
一昔前までは、女性は25歳頃が、結婚適齢期と言われていましたが、ライフプランによって、個人個人異なる風潮に、だいぶ変化してきているようです。
今は、世間体よりも、自分の生きたい人生を生きるといった、個人主義的な考え方が、強くなっています。
以前よりは、結婚し出産、子育てをしながら働ける社会に、少しは変わってはきたものの、まだ難しい面もあると思います。
重要な仕事を任されている女性が、結婚をして子供ができ、産休、育休を経て復帰した時に、元の立場に戻って、前のように働けるかといったら、それは難しことで、不安がつきもののようです。
そういう意味で、結婚せずに仕事を続けていくことと、結婚してからも仕事を続けることの、ギャップの大きさを考えた時に、結婚に踏み切れない女性が多くなっているのではないでしょうか。
結婚するにあたっては、結婚後も続けられる職を選ぶなり、親族に手伝ってもらえるかなど、いろいろとイメージしておくのがよいかと思います。
人は、多かれ少なかれ、癖を持っているものなので、結婚して一緒に暮らしてみると、趣味、生活習慣や料理の味付けなど、合わないところが出てくることもあるでしょう。
結婚というものは、最初から鍵と鍵穴のようにできているものではなく、だんだんと、相手に合わせていきながら、意見を交わし合い、歩み寄って、築いていくものであるということがよく言われていますね。
この人は、こういう人なんだと、受け入れることが必要と思われますし、自分も完璧でないし、相手も完璧でないことを、悟ることも大事になってくるかと思います。
年を取るほど、人生経験が豊かになって、年相応に人を許せる範囲を広げながら、人の失敗やミス等に対して、寛容になり、人間的に器が大きくなっていくのと同時に、結婚生活でも、人間性を成長させていくことが、良い方向へと進んでいくことになるでしょう。
若いうちは、相手に対して独占欲がつよかったり、まだ許容範囲が狭く、相手の欠点や素行など、許せない事が多いのではないでしょうか。
自分も他人も完全ではないのだ、ということを受け入れつつ、その中に、素晴らしさを見つけていける傾向を養うことが、結婚生活を豊かにすることができるのだと思います。
お互いに、様々な失敗をしながら、今の自分があるのですから、思いやりを持ち、理解しあって、一緒に新しいものを、築いて行こうとする間柄になることが、大切ですね。
相手を知りたいあまりに、出会う前の頃のことなど、根掘り葉掘り聞きたくなる気持ちも、分からくはないですが、それにより、良い関係が、悪い方向へ行ってしまうなら、そこは互いにサバサバ、サッパリして、未来志向に切り替えて、関係性が良くなるように、大人としての付き合い方が、大事になってくると思います。
人間の能力の一つとして、「忘れる力」というものがあると言われています。
結婚してからも、、結婚当初の約束と違うと言われ、一つ一つ責められるのも、辛いものなので、そういう部分では、相手の失敗や、失言など、忘れてくれるタイプの人は、、ありがたいものですよね。
些細な事で、夫婦喧嘩になっても、一定の時間がたてば、和解できるような関係をつくり上げていくことが、結婚生活を送るうえで、大切になってくるようです。
心理学教授のゴットマン博士が導き出した、「結婚生活を成功させる七つの法則」がありますので、参考にしてみてはいかがでしょうか。
(1)相手の考え方や感情を理解する。
(2)相手に対する思いやりと感謝の心を育てる。
(3)相手から逃げずに真正面から向き合う。
(4)相手の意見を尊重し、相手からの影響を受け入れる。
(5)二人で解決できる問題に取り組む。
(6)お互いに行き詰まっているなら、それを話し合いで解決する。
(7)二人で分かち合える人生の意義を見つける。
結婚し、家庭生活においての、平和や幸せが、世界の平和と幸せに繋がっていくことなると思っております。
お互いに愛を与え合って、幸せな人生を送ることができますように、心からお祈り申し上げます。